ERPとMAなどのちょっとした情報

中堅企業向けのERPとMAなどのちょっとした情報とか、いろいろです。

営業を取り巻く変化

25年前に社会人になってからの環境の変化とその影響
・PCが一人一台になった→手書き文字がへたくそになった。仕事にPCは必需品になった。
・電子メールが普及した→電話の利用頻度が劇的に減った。郵送が減った。仕事の居留守が使いにくくなった。
・携帯電話が支給された→待ち合わせが適当でよくなった。ますます仕事の居留守ができなくなった。
・インターネットの利用→お客様の情報は四季報、有価証券報告書を買わなくても仕入れることができるようになった。
・SFA→商談中の他の営業の情報が手に入るようになった。言い訳ができなくなる仕組みがどんどんできてきた。
PCが一人一台時代になる時は、職場でいろいろドラマがありましたね。ダブルクリックできないご年配の方とかいました。
そしてここ最近のMAです。シナリオがうまく作れれば少人数で凄い売上が実現できます。メールマーケティングとナーチャリング、いいですねー。ITの営業はロジカルに行きたいと常々思ってた私にとっては、何としても良さを分かって欲しい製品です。USではかなり一般的になっているみたいなので、これもまた遅かれ早かれ日本でも一般化するに違いないと思いますがね。
・自社のサイトにどんな人がアクセスしてて、どこ見てるか分からなかった。
・メールは一斉配信してた。でも一斉配信されているメールは見てなかった
って時代があったねー!って2,3年後に笑い話となってるんでしょうね。

MAの実体験

57% !
「B2Bの購買プロセスの製品検討段階に おいて営業と会うより前に、
購買製品/ベンダーを確定させている割合」だそうです。某社マーケティングオートメーション(MA)製品紹介資料のつかみネタです。最近この手のハッとさせられるつかみネタ多いですね。


5年前くらいに外資系企業の日本法人の立ち上げをしている時に、外資系のマーケティングオートメーションの製品を何の説明もなく使っていた?(使わされていた?)のですが、毎朝その画面を開くのが楽しみでした。なんでこんな情報が取れているのかは全く理解できてませんでしたが、

・ホワイトペーパーをダウンロードした人の情報(名前、メアド、場合によっては電話)

・その人がWebサイトのどのページをどれくらいの時間見てたか

・どのホワイトペーパーをダウンロードしたのか?

毎日更新されていて、電話かメールするとかなりの角度でアポイントが取れてました。

日本法人立ち上げ後間もなく、国内初の製品紹介セミナーを開催することになり、集客をアナログ的に飛び込み電話と飛び込み郵送700通でせっせとしたのですが、その成果による集客はゼロでした。アナログ的な活動より、ただひたすら毎朝マーケティングオートメーションの画面を開いただけのほうが(実際はツールが仕込んであったのですが、当時は仕組みが分かっていませんでした)効率が良いな!と感じていました。

はじめまして

ブログ始めました。
中堅企業のERPをずっと取り扱っていたのですが、ちょっと前からデジタルマーケティングのソリューションも取り扱いをすることになりました。
備忘録も兼ねて?いろいろ書いてみようかなと思います。